ギャル風の神待ち

レイナ(20歳・元学生)が「神待ちサイト」と出会ったのは1年前だったようだ。レイナはギャル風の容姿の今どきの女の子だ。当時19歳だった彼女は、3つ離れた年上の男性と付き合っていたのだが、転勤の都合で彼は都心に移り、遠距離恋愛となってしまったようだ。学生だった彼女はそこで思い切った決断をする。両親が厳格だった家であるため彼について行くことを反対されたレイナは、学生を辞め、そして家出を決意する。そして突然彼の元に現れたレイナだったが、彼は社員寮であるとのことで、彼の部屋に転がり込むことができない。しかし、多少の費用は持ち合わせていたためしばらくはネットカフェを転々とし、生活にも宿泊にも困らなかったのだが、次第に手持ちも無くなってくる。そんな折、レイナは彼の社員寮だと言う部屋に、自分よりも若くてOL風の女性を彼が部屋に連れ込むのを目撃する。そう、彼の社員寮というのは全て嘘で、浮気を隠すための虚言だったのだ。途方に暮れるレイナだったが、それよりも厳しい現実が彼女を襲う。お金が尽きたのだ。都会で一人になったレイナ。ここで、かつて話に聞いていた神待ち少女サイトを思い出す。登録し、掲示板で神を探すのはとても簡単だったようだ。今の現状をそのまま伝えれば良いだけ。余りにも可哀そうな彼女の物語は、偽らなくても良いほど、男性側の「援助をしてあげたい」という感情を湧きたて、レイナの武器となったようだ。つまり、この彼氏の浮気話は、同情という援助を引き出すための格好の材料となり、しかも偽りのない実体験からくる言葉だけに重く、不自由なく生活が出来たようだ。レイナは今、「神待ちサイト」の存在に気づかさせてくれた彼氏に感謝さえ抱いている。